株式会社メソッズの倒産
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株式会社メソッズの破産による倒産の原因は何だったのか。 メソッズはPET(陽電子放射断層撮影装置)に非常に力をいれていた。 PETの利点はがんの早期発見である。株式会社メソッズはPET検査を行える首都圏PET予約センターを設立、収益を上げていた。 しかし、PETは導入段階で10億円以上もの投資が必要となる大型の設備投資に分類され、収益性が低くなる。 メソッズにとっては思い切った先行投資といえる。 その甲斐あってか、導入当初は二十一億円もの収入をたたきだしたメソッズだったが、 勢いが続かず、メソッズの2007年の収入は二十億二届かず、経常損失は逆に二十五億円にも増大していた。 PET事業の失敗によりメソッズの最終純損失は六十億を超えてしまう。 年商が二十億前後のメソッズにとって、損失が六十億を超えるということは、いうまでもなく債務超過である。 もちろんメソッズが債務超過に対して手をこまねいている訳もなく、 PET事業からの撤退を行い、新たな事業を求めたが、資金調達に窮し、自己破産による倒産という流れを取り、 先日の東京地裁からの破産手続きの命令を受けることとなった。 メソッズが自己破産時の負債は三十八億。PET事業の導入が、メソッズの破産を招くとは想像できる人間は少なかったろう。
メソッズは医療、健康に関することを生業としており、ファックスを利用した医療相談や健康情報の提供、 個人向けのヘルスケア・ホットラインサービス、そして医療や健康に関するコンサルティングなどを行い、 それだけではなく医療機関に医療道具などの貸し出しを行うなど、幅広く活動していた。